今崎幸彦の発言 (法務委員会)
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○最高裁判所長官代理者(今崎幸彦君) 四月七日付けで最高裁判所事務総長を命ぜられました今崎幸彦でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
委員長始め法務委員会の委員の皆様方には、平素から私ども司法の立場につきまして深い御理解と格別の御配慮をいただきまして誠にありがとうございます。この場をお借りいたしまして、深く御礼申し上げます。
裁判所の役割は、申し上げるまでもなく、一つ一つの個々の事件を適正、妥当に判断していく、解決していく、こういうことを通じまして国民の権利を保障し、また法の支配を実現、確保するということにございます。その役割を十分に果たし、国民の期待と信頼に応えていけますよう、様々な司法行政上の課題に取り組んでまいります。そのような所存でございます。
昨今、民事の分野では、人々の経済活動が高度化し、また利害関係が複雑化しております。そうしたことから、判断の困難な事件が増えております。また、社会的な影響の大きな事件も増加しており、より説得力のある判断を求められるようになってきていると、このように感じております。
裁判員制度につきましては、国民の皆様方の御理解、御協力をいただきましておおむね安定的に運営できているかとは考えておりますが、まだまだ法曹の側には検討すべき課題が多数あろうかと思っております。家族のありようの多様化あるいは少子高齢化といった情勢の進展もございまして、解決の困難な事件が司法の場に持ち込まれるという傾向は一層顕著になってきているという状況にもございます。
このように課題は多々ございますけれども、裁判所といたしましては、国民の期待に応えられますよう、関係機関とも協力させていただきまして、より一層の適切な運用に努めてまいりたいと、このように考えている所存でございます。
法務委員会の皆様方には、今後とも裁判所の運営の充実強化のために一層の御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、以上をもちまして就任の御挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。