二之湯武史の発言 (予算委員会)

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○二之湯武史君 是非、遠藤大臣そして馳大臣の強力なリーダーシップの下に、アメリカの六十兆円ということを考えますと、日本の経済規模は約三分の一ですから二十兆円のポテンシャルがあるということであれば、GDP六百兆に大きく貢献する産業になり得るというふうに思っております。党の方でもしっかり議論をしてまた提言につなげていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 続きまして、食料産業についてお聞きしたいと思います。
 こちらの方でも、食料産業調査会、そして農林部会の骨太PT輸出チーム、日本産酒類振興プロジェクトチーム、それぞれ事務局長をさせていただいております。
 昨年度が七千四百五十二億円で過去最高を記録したわけでございますが、この勉強を進めていくと、生産者もまた流通業者も余りもうかっていないと、こんな現状も見えてきた次第でございます。
 よく安心、安全でおいしい日本の農産物というふうに言われますが、私はこの言葉にこそ課題が集約されていると思うんですね。安心、安全というのは、輸出する上で例えばHACCPのような各国の様々な基準をクリアして初めて安心、安全でありますし、おいしいというものは、相手国のマーケットの人たちがおいしいと思って初めておいしいわけです。我々日本人は、ともすれば供給者サイドの目線でこれが安心、安全でおいしいんだと、こうではなくて、やはり生産現場の意識改革も含めて、やはりその国で求められる農産物を作っていく、こういった意識改革が必要なのではないかなというふうに思っております。
 また、協会や組合、また都道府県、それぞれが各々にPR活動を行う中で、日本食品としての全体のマーケティング戦略が不在であります。かつ、そのノウハウの蓄積もなされておりません。一方で、世界に約九万軒の日本食レストランがあると言われておりますが、なかなかそれを需要先として顕在化するようなこともまだできていないところでございます。
 こうした現状を考えますと、私は、まず継続的に、そして戦略的に、そして組織的に海外の市場でマーケットを開拓して、日本の農産物の需要を開拓していくような機能をある種集積して、組織論も含めて大胆な政策が私は必要なのではないかなというふうに考えておりますが、森山大臣のお考えを是非お聞かせをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 二之湯武史

speaker_id: 8992

日付: 2016-03-04

院: 参議院

会議名: 予算委員会