二之湯武史の発言 (予算委員会)
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○二之湯武史君 ありがとうございます。
一方で、なぜ日本ほどの技術先進国、ICT先進国にもかかわらず、それが農業の生産現場に十分に生かされていないのではないかと私、問題意識を持っています。全国の大学や都道府県にもそれぞれ試験場や研究所、そういったものがありますが、その知見をもっとオープンイノベーションのスキームで生かしていくことはできないのか。こういうことを考えますと、オランダにあるフードバレーというのが非常に参考になると思うんです。
五ページを御覧ください。
オランダのワーヘニンゲンには、ワーヘニンゲン大学リサーチセンターとフードバレー財団というものを核としたフードバレーと呼ばれる食品産業クラスターが形成されており、研究者数三千名、学生数八千名、集積企業数千五百社という一大クラスターであり、世界第二位、約十一兆円の農業輸出大国オランダを支えているわけでございます。企業にビジネス需要が生まれたときが研究の始まりというコンセプトに象徴されるように、学の研究成果を迅速に現場に反映させる。例えば、一例ですけれども、トマトの収量は反当たり約百トンを超えると言われておりまして、日本の平均的な農家の約十倍ということだそうでございます。
こうしたクラスターを私は国内に整備して、飛躍的な生産技術の進歩であったり、品種改良、また経営人材の育成、こういったものを通じて、攻めの農業の象徴的な拠点とするような、そういう拠点整備を進めるべきではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。