林健二郎の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(林健二郎君) まず、プライマリーバランスの問題でありますけれども、私は個人的には、二〇二〇年度のプライマリーバランスのマイナス脱却というのは可能だと思います。理由は、私は税収の弾性値がもう少し高いんじゃないかということであります。
もちろん、プライマリーバランスは、御案内のとおり、その国の財政に対する節度を表すものでありますけれども、プライマリーバランスというのは、御案内のとおり、GDPに対する公債等の残高が発散しないための条件ということがあります。御案内のとおり、既に平成二十七年度をピークにしてこの残高が徐々に減っていく可能性が出てきております。その原因は、言うまでもなく、消費税を引き上げたことと税収が上振れているということなんでありますけれども、この流れを考えていきますと、私はプライマリーバランスの二〇二〇年の目標達成は必ずしも難しくないというふうに思います。
しかし、万一それができなかった場合ということでありますけれども、私は、そういう状況が起こった場合には、かなり日本国内ではなくて世界経済の影響でもって達成できないという可能性があるんじゃないか、その場合には、その点については十分配慮されるんじゃないかと思います。
それから、オリンピックの問題、これ私、専門じゃなくて分かりません。しかし、イギリス等を参考にして、御指摘のとおり、二〇二〇年以降もそれが社会の公共財として活用されるような施策をこれから打っていかれるだろうと期待しております。