林健二郎の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(林健二郎君) 確かに今世界経済はいろんな課題を抱えてしばらく調整局面にあると思います。しかし、八十年前に、アメリカが大恐慌の後に景気が回復した一九三七年に引締めをして、それで失速してしまったという、こういう大変大きな教訓があります。くしくも今年はリーマン・ショックから丸八年でありまして、景気も回復してきたのでということでアメリカは利上げに踏み切ったわけでありますけれども、これは是非ともこの八十年前の教訓を生かして、それで緩やかな出口戦略を探っていただきたいと思うんです。
これは日本もヨーロッパも同じでありまして、その点で国際協調をしっかり進めていけば、問題はありますけれども、緩やかな回復がこれから期待できると思いますので、その点で、今想定される程度の経済再生シナリオというくらいの数字は、私は日本の実力からいって十分可能ではないかと思っております。