西元徹也の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(西元徹也君) まず最初の、私が当時、陸上自衛隊の定員を削減したということについてお答えさせていただきます。
 理由を簡単に申し上げますと、当時十八万体制でありました。そして、部隊の充足率は大体八五、六%。ということは、非常に大きな部隊の隙間ができて、連隊で七十数%、中隊にいくと六〇%を切るといったような状態でありましたので、部隊の実員を上げるためにはどうしたらいいかということを本当に身を切る思いで考えました。そして、その結果、行き着いたのがいわゆる十四個師団二個混成団体制を六個旅団八個師団体制に削る。そして、その代わり、更にその中には、連隊の中には基幹要員だけある、いわゆる骨幹部隊だけの連隊もつくるといったようなことで、何といいますか、定員を減らす。そして、その定員の減らしたところへ実員は変えないでそのまま入れて、そしてしっかりとした訓練や隊務運営ができるようにする。これが第一の問題の解決策でございました。その後、情勢は明らかに変わって、やるべきことはいっぱい増えてきたから、当然定員もまた更に増やさなければならないのかなというのが現状だと思います。
 二点目の充足率という問題は、これはもう全く御指摘は有り難いことでございまして、そもそも、何といいますか、年度を通じて充足率が一〇〇%を超えない時期を持つといったような観点における充足率というのは、大体九六、七%だと私は考えております。私、昔人事行政をやっていたものですから、その当時の計算ではそのように考えました。
 しかしながら、現在は九二%前後というのが実態でありますので、非常に大きなまだ隙間があるということなんですね、実員について。したがって、先ほども申し上げましたとおり、陸海空、これはもう陸海空自衛隊全く同じ、ほぼ同じ充足率ですから、全く同じような苦労を重ねているというのが実態だと考えております。したがって、できるだけ早くこれは埋めていただきたい、こう思っています。

発言情報

speech_id: 119015262X00120160310_178

発言者: 西元徹也

speaker_id: 3603

日付: 2016-03-10

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会