宇都隆史の発言 (外交防衛委員会)

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○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。
 閉会中の委員会開催、そして質問の機会を与えていただいたことに委員の皆様方に感謝申し上げます。
 北朝鮮のミサイル発射に関しての質問です。
 八月三日のノドン一発の秋田沖への発射、そして八月二十四日、SLBMの発射の成功、そして九月五日の奥尻沖への三発のミサイル発射、そして今回の核実験と。閉会中に我々が委員会を開き、この厳しい決議を採択する、これはもう当然のことでありますし、そして、政府自身が国際社会と連携をしながら北朝鮮がこれ以上暴挙を働かないように連携を強めていく、これも重要なことであろうと思っています。
 同時に、我々は立法府の一員として、現在のこの北朝鮮のミサイル開発に対して一体どのような手段があるのかというのを議論を通じて国民に示す必要があるのではないかと、私はそう考えています。そして、まず第一にすべきことは、今の体制でできること、できないこと、このことを議論を通じてしっかりと明確にしていくこと。そして、できないことはなぜできないのか。これは法的な制約もあるでしょう、あるいは装備体系、技術的な制約もあるでしょう、又は数的、つまり財政的な制約もあるでしょう。こういうできない理由というのをしっかりと明らかにした上で、では、できない領域をいかに小さくしていくのかという方向性を議論の中で見出すことができたら立法府の役割を果たせたことになるのではないかと、そう思い、今回は質問を用意させていただきました。
 七問用意をしておりますが、前半の二問は飛ばさせていただきます。
 まず、なぜできないのかというところ、その二問は私が、時間が短いので説明させていただいて、今回、捕捉ができなかったと。移動型の発射装置、あるいは潜水艦発射型のSLBM、事前の捕捉が非常に困難な発射体系なわけですね。こういうミサイルの発射をされると、いかなる我々が非常の態勢を取っていても、これは技術的になかなか難しいことが言えるんだろうと思います。
 もう一つ、二問目に用意をしていましたのは、同時多数のミサイルを、じゃ、攻撃された場合はどうなのか。これも現行の技術的に言えば、一発、二発であれば対処はできても、同時に五十発あるいは数百発のミサイルを攻撃されれば対処ができないというのはこれは技術的にも明らかなわけです。
 さて、では三つ目に、国民の皆さんは、でも今の防衛システムが万全であろうとあらかた思っている声をやはり聞きますけれども、今のミサイル防衛システムの対処能力、今の防衛省の現状において、日本全国、北海道から沖縄まで国民の生命、財産をきちっとカバーできるだけのしっかりとした数的な保有数、これが整っているんだろうか。これはこの後に今後どうするつもりかというお話をお聞きしたいんですけれども、そのことについてまず質問したいと思います。

発言情報

speech_id: 119113950X00120160914_006

発言者: 宇都隆史

speaker_id: 26022

日付: 2016-09-14

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会