大野元裕の発言 (外交防衛委員会)
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○大野元裕君 民進党の大野元裕です。
内閣改造がありましてから大臣にお越しをいただいて委員会を立てるのは、まだ所信を伺っておりませんけれども、初めてのことであります。
改めて、岸田外務大臣、この極めて厳しい国際環境の中で引き続き外務大臣の任を継続して担っていただくこと、心より敬意を表したいと思います。
また、稲田大臣、新しく防衛大臣になられて、近隣の公的な資金が入っている通信社が、例えば、その国との安全保障協力が進まなくなるのではないかと、こんな表明があり、私は、その懸念分からなくもないんですが、我が国の一国の大臣に対する言葉としては大変失敬だと思っています。その意味では応援させていただきますが、ただ、ここからは、大臣でありますので、おっしゃったこと、行われたこと、さらには品格までもが問われる、そういうこともあろうかと思います。しっかりと、二十六万人にも及ぶ自衛隊員が控えていて、そして日本の安全、安心を担っていただくという責任、全うしていただきたいとお願いをさせていただきたいと思います。
その上で申し上げさせていただきますが、一九九三年に北朝鮮がNPTの脱退の宣言をして以降、同国をめぐる核の状況に対しては、各国が、そして国際社会が強い懸念を抱いています。そんな中、九日にも違法な核実験が実施をされました。北朝鮮の強硬な姿勢をまずは強く批判をいたします。
国際社会の努力にもかかわらず、北朝鮮は安保理決議八百二十五号に始まり二千二百七十号に至るまで多くの安保理決議を無視し、今般五回目の核実験を強行したことに対し、民進党としては、一月に引き続く核実験を、我が国のみならず、東アジアの平和、ひいては国際社会の安全を損なう重大な脅威であり、断じて容認できないと強く抗議をするとともに、北朝鮮は自らの行為がより一層の孤立を招いていることを自覚しなければならない旨の代表名の声明文を発出し、新たな対北朝鮮制裁決議の採択を求めたところであります。
そこで、外務大臣にお伺いいたしますが、新たな制裁決議を採択し、実効的にこれを行っていくとすれば、中国、ロシアの協力がおのずと必要になってくると私は考えます。特に、中国は対北朝鮮制裁の実質性を担保する鍵となる国だと思っておりますところ、いついかなるレベルで、我が国はどのような内容について中国に働きかけを行ったのかを確認させてください。