伊豆見元の発言 (安全保障委員会)

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○伊豆見参考人 ありがとうございます。
 今、中谷先生がおっしゃいましたように、終着点、アメリカに対する攻撃力をというのは当然北朝鮮は考えていると思うのでありますが、ただ、私が先ほど申し上げましたように、ICBMといいますか、大陸間弾道弾についての積極性というのは、今の北朝鮮には私は認められないというふうに思います。
 本来であれば、もっと実験を重ねなきゃいけませんし、とりわけ重要なのは、リエントリーの、大気圏外に出して大気圏内に再突入するときの耐熱の技術というものを確立することですが、それについて非常に熱心にやっている、あるいは非常に焦ってやっているという感じは全然ないものですから、ICBMを急いでいるというふうには私は思いません。
 むしろ北朝鮮が考えるとすれば、SLBMの方かもしれないですね。要するに、潜水艦発射弾道ミサイルの能力も開発しております。先ほど、それもあったということを申し上げるのを忘れていました、その実験もことしは二回、たしかやったかなと思うのでありますが。
 アメリカに対する抑止力としてアメリカ本土を攻撃し得る能力を持つ、そうすることによって、例えば、韓国や日本に対するアメリカの拡大抑止を無効にするといいますか、デカップリングの話ですが、そういうことを狙うというのは当然あり得る話だと思います。
 そのときの手段として北朝鮮が考えるのは、やはり潜水艦発射型の核ミサイルというのは本来は一番いいはずなんですね。要するに、アメリカ、ロシアを除けば、基本的には、抑止力を持つためには一番いいのはSLBMであります。それは中国でも同じですし、ましてや、イギリス、フランスならそうということになりますから、北朝鮮がそっちの道を望むということは十分ある。
 今、北朝鮮に欠けているものは潜水艦の方ですから、当面、潜水艦の開発の方に力を入れるということは大いに考えられるのではないかというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 119203815X00520161213_010

発言者: 伊豆見元

speaker_id: 19098

日付: 2016-12-13

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会