橋本岳の発言 (厚生労働委員会)
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○橋本副大臣 最低賃金の引き上げについて、そしてまた、中小企業などを中心としたその環境整備について御質問をいただきました。
まず、最低賃金につきましてですけれども、安倍政権において四年連続で大幅に引き上げさせていただいておりまして、時給表示となってから、今年度は、過去最高となる全国加重平均二十五円の引き上げを行ったところでございます。
ただ、もちろん、最低賃金を引き上げるということは、経営にとってそこが負担になり得るということがあるわけですから、特に中小企業の皆様を中心に、その環境を整えてほしいという御要望は、今委員御指摘のとおり、あるわけでございまして、大変大事なことだと思っております。
この環境整備についてですけれども、特に中小企業等の生産性向上に向けた支援というのが大変重要でございますので、先般成立させていただきました平成二十八年度第二次補正予算において、業務改善助成金やキャリアアップ助成金について助成額の拡充等を行ったところでございます。
具体的に申し上げれば、業務改善助成金について、事業場内で最も低い賃金を時給で六十円以上引き上げる場合のみをこれまでは対象としていたわけでございますが、三十円以上引き上げる場合に対象とするということで範囲を拡大いたしまして、使いやすくさせていただくことをしました。
それから、キャリアアップ助成金については、賃金規程等を二%以上増額改定した場合に支給することとこれまでしておりますけれども、中小企業が三%以上増額改定をした場合に助成額に加算を行うということで、ことしの最低賃金の引き上げ率が三%であったということを踏まえて、そのような設定をさせていただいた次第でございます。
いずれの場合も、生産性向上の状況を加味しながら加算を行うということにしておりまして、こうしたことを通じて、中小企業の皆様方にも、最低賃金の引き上げに応じてきちんと賃金をお支払いいただく環境を整えていくということ、今後もしっかり取り組んでまいりたいと考えております。