木内孝胤の発言 (財務金融委員会)
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○木内(孝)委員 外貨建てで運用して、外為特会で運用益が毎年出ております。これが、一般会計に非常に多く繰り入れているケースがあろうかと思いますけれども、過去十年間、大体総額で幾らぐらい一般会計に繰り入れているのか。
問題意識としてお伺いしていますのは、これが普通のG7諸国より十倍になっているというのは、運用益が出たときにそれに見合う円貨の外貨証券を発行するために、運用益が出るたびにどんどん構造的にこのバランスシートが膨らむ構造になっている。そういう意味で言うと、構造そのものがどんどん膨らませてしまう。ただ、膨らむのが普通であれば問題なわけですけれども、一般会計に繰り入れたりとか、いろいろな形で便利な箱といいますか特別会計になっているということで、私は、仕組みそのものがいろいろ問題あると思っています。
ちょっときょうは時間もあれですけれども、二枚目に具体的な改革の方向というのをおつけしておりますが、この外為特会というのはいろいろな形で便利に使えてしまうといいますか、以前、リーマン・ショックがあったときも、麻生総理のころ、中川財務大臣と十兆円IMFに拠出して、これは非常にスピード感のあった、国際的にも評価できる動きなんですが、ただ逆に言うと、十兆円を政府が、一定の法律の枠組みの中とはいえ、議院の、国民のチェックを受けずに使えてしまうというこんな便利な特別会計があるということに、逆に非常にショックを受けております。
私、たまたまことしの二月か三月に外為特会の質問をしましたら、財務省のOBの河上信彦さんという方がその質問を聞いたらしく、こういう非常に分厚い本を贈ってくださいました。彼は、外為特会の担当をしていたときに全くこの問題点が当時はわからなかったんだと。その後、大学の教授なんかをやっている最中にいろいろ研究を重ねて、ことしの五月にこの本が出版されました。これはぜひ全先生方が見ていただいて、この外為特会のあり方をどういうふうにしたらいいのかというのは、いろいろ勉強していただきたいと思うんです。
先ほどの質問に関して、今の外為特会のあり方等々についての問題点、構造的にふえてしまうという仕組みのあり方、ここについての御所見をお願いいたします。