中川郁子の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○中川(郁)委員 自由民主党の中川郁子でございます。
質問の機会をいただきましたこと、本当に心からお礼を申し上げます。
北朝鮮による卑劣な人権侵害であり、また国家にとっては主権を脅かす、また私たち国民一人一人にとっては安心、安全を脅かされている、こういう重要な問題を議論するこの委員会でありますが、延長国会のぎりぎりという時間ではありますけれども、委員会を開いていただきましたことに、委員長そして両筆頭に心から感謝をするものであります。
中学生であった横田めぐみさんが何者かに連れ去られ、そして、北朝鮮による犯罪であるということがわかったわけでありますが、ことしで三十九年、来年で四十年、これは時間にすると三十五万時間になります。誰にとってもかけがえのない人生、そして、誰にとってもかけがえのない時であります。それを不本意な人生を歩まざるを得ない拉致被害者の皆さんが、私たちの仲間である、日本人である拉致被害者の皆さんが、今も御家族の皆さんに、そして私たち日本人一人一人に、一日も早く助けてほしい、こういうメッセージを送っているということを片時も忘れてはいけない、このように思います。
安倍政権にとっても最重要課題であり、どんなことにも先駆けて解決をしなければいけない問題である。このことは、総理も、そして先日も加藤大臣の言葉にもあったわけであります。しかしながら、国民の目には一つも進展していないように見えるのがこの北朝鮮による拉致問題ではなかろうかというふうに思います。
そして、弾道ミサイルが二十回も、そして核実験が五回も北朝鮮によって行われているということもあり、先日の大臣のお話の中には、国連安保理で大変厳しい制裁を加えることが決まり、また、日米韓の話し合いの中で、我が国も独自として制裁を加える、そういうお話がありました。そういう中で拉致問題はどういうふうになっていくんだろう、これは誰もが心配しているところではないか、このように思います。
御発言の中で、国際社会において北朝鮮の人権状況の改善を求める機運はこれまでになく高まっている旨の御発言があり、拉致問題を進展させるためには大変心強い状況なのかなというふうに感じました。この機運をてこに、問題解決に向け一歩でも二歩でも前進することができれば、被害家族や関係者の皆様方にとっては大変な朗報だというふうに考えます。
そこで、加藤大臣にお尋ねをいたします。
大臣の御発言の中に、国連の北朝鮮人権問題への取り組みと連携した具体的戦略について議論してこられたという御発言があったわけでありますが、具体的戦略の内容について、国際交渉上差し支えのない範囲でお話をいただければというふうに思います。