安倍晋三の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) この今お示しになった地図を見ても、TPP、TPPがなかなか進まないということになれば、これ、重心は、軸足はRCEPに移っていくのは間違いないわけであります。RCEPには米国が入っていないわけでありまして、そこのGDP世界最大の国は米国ではなくて中国になっていくわけであります。
例えば、TPPにおいては国有企業に対しては厳しい制限が課せられるわけでありますが、RCEPで果たしてそうなっていくのか、あるいは知財の保護については、TPPにおいてはしっかりとルールによって守られる、では果たしてRCEPについてはどうなのかということはこれから交渉次第でありますが、その意味におきましては、TPPが一つのモデルにならなければならないというのは確かなことではないかと、こう思う次第でございます。
いずれにいたしましても、我々としては、日本としてはしっかりとこの委員会の場で御議論をいただき、TPPの目的、意義について世界に発信をしていく、米国にも発信していく、そのことによって今のこの保護主義の流れを変えていく、そして、やはりTPPのような志の高い自由で公正な四割の経済圏をつくっていくことがそれぞれの国や地域には利することになっていく、こう我々は示していくことが求められているんだろうと、このように思います。