西原正行の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○公述人(西原正行君) まず、TPPに関しましては、一番最初に出てきたときに、全ての関税をなくすということがまず第一に出てきました。そういうことは、私、実は当時の一番最初に言われた、菅総理でしたっけ、言われた二日後ぐらいに農業新聞が取材に来まして、ちょっと取材させてくれと言われて取材を受けたんですけれども、その当時、さっぱり分からずに新聞記者から説明を受けたんですけれども、まず関税をなくすということは成り立つわけがない。それは、小麦にしても何にしても、関税だけを抜かされただけじゃ絶対無理なんです。なぜかというと、競争力がないんですよ、海外との。重要五品目と言われているものを中心に、ただ、それは私たちが生活するために基礎的なものなんですよ。小麦にしても米にしても全部そうなんです。まずそこから始まりました。
で、勝ち取った勝ち取ったと言いますけれども、やっぱり全てにおいて少しずつ関税が引き下げられているんですよ。それは決議と違うんじゃないかということもあります。
それと、もう一つ、これ農業分野だけじゃないんですよね。みんながまだ、本当に政府が言っている、説明しているとおりに全てが守られるのかという不安は誰しも持っているんですよ。それは私たち、じゃ、大手を振って賛成ということには絶対ならないということなんですよね。
あと、十勝、ちょっと米が多分片手の面積、片手ぐらいしかない。五百じゃなく五十じゃなく、五か十だか二十だか忘れましたけれども、それぐらいしかないので、なかなか分からないところもあるんですけれども、北海道の米がおいしくなったという、本当有り難いお言葉なんですけれども、それと同時に、全国のおいしい米どころと熾烈な競争が始まっているということ。その中で、切磋琢磨することによってどんどん良くなっていけばいいんですけれども、ただ、米の生産者の声を聞くと、逆に米の価格が下がり過ぎて原価割れを起こしている年も出てくるということではとてもやりきれないということで米地帯の方々はおっしゃっておりましたので、申し添えていただきます。