今村知明の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○参考人(今村知明君) 中国と日本の食品衛生はイタチごっこのようなところがあって、今は随分改善したと思いますけれども、私が実際にそういう監視をやっていた時代には、中国でどんどん違反する食品が出てきて、それを日本の規制でどんどん追いかけて入ってこないようにするというふうなことをやっていました。近年は大分上がってきまして、特にその上位の企業からしか入ってこないということがはっきり見えてきた時点で良くなってきています。これを完全に自由化してくると、中国の平均的な食品が入ってきたときに全ての食品が安全性が確保できるかというと、なかなか難しい問題があると思います。
ただ、貿易問題というのは食の安全性と実に密接に関係があって、アメリカとも日本は激しくやり合って今の水準線を決めておりますし、ヨーロッパとも激しくやり合って水準線を決めておりますので、もし中国と個別に共同で同じ基準を作ろうという話になったら、またそこは激しくぶつかることになるんじゃないかなと思いますし、今までよりも厳しい抗争になるんじゃないかというふうに思います。