天笠啓祐の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)

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○参考人(天笠啓祐君) 先ほどから非常に焦点になっております予防原則の問題だと思うんですね。
 例えば肥育ホルモンに関しては、EUはアメリカ産牛肉の輸入をストップさせている。これはもうずっと八〇年代から続いているわけですね。それから、ポストハーベスト農薬についても、いわゆるアメリカ産の果物の回りに農薬を塗るなんということに関してもそれはやっぱり否定しておりますし、それからネオニコチノイド、これは日本では規制緩和しておりますけど、EUでは逆に規制を強化しております。そういう流れがあります。それから、遺伝子組換え食品に関してはやっぱり表示をちゃんとしている。
 ですから、私もよくヨーロッパに視察に行きますけれども、ヨーロッパではスーパーで遺伝子組換え食品が販売されておりません。これはやっぱり日本、日本人が一番食べていると私もいつも思っているんですけれども、日本では表示がされていないものですから、繰り返しますけど、豆腐や納豆やみそ程度しか表示されていないものですから、そういうことで、日本人は遺伝子組換え食品って知らないで食べているわけですけど、ヨーロッパはきちんと表示しているものですから、やっぱり流通していないわけですね。こういう大きな違いがあると思います。
 それから、ゲノム編集に関しても、今EUの方で、欧州委員会の方で議論が進められておりまして、どういう規制になるかはまだ分かりませんけれども、一応規制の網を掛けるという方向で今議論が進んでおります。
 そういう意味でも、やはり私たち消費者を守る立場で食品の安全を守るという、そういう立場でヨーロッパが進んでおりますので、是非とも日本の政府もそういうヨーロッパの姿勢をやっぱり学んでほしいなと思っております。

発言情報

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発言者: 天笠啓祐

speaker_id: 29280

日付: 2016-12-06

院: 参議院

会議名: 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会