天笠啓祐の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)
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○参考人(天笠啓祐君) いや、全く同意です。本当にそう思います。
是非、私たちとしては、先ほどから繰り返しますけど、予防原則はやはりまだ非常に曖昧でありますけれども、大事な原則なものですから、やっぱり日本で是非確立してほしいなと実は思っております。
本当に四大公害裁判の中で、是非これ判決文を読んでいただきたいんですけれども、予防原則というのがいかに大事か、これ、もし予防的原則があれば水俣病のあの被害者は生まれなかったじゃないかということが書かれているわけです。
ですから、そういう意味ではやはり予防原則というのはすごく大事なんですね。だけど、今科学的根拠に対抗するものとして何か予防原則が言われているんですけど、実はそうじゃなくて、科学的根拠というものと予防原則というのは僕はそんなに矛盾していないと思っているんです、実は。
ですから、そういう意味では是非とも、例えば動物実験なんかやった際に、同じ結果ってなかなか出ないんです。やっぱり生物はもうそれぞれ条件とかいろいろ違いますので、同じ結果って出ないんですね。ですから、疑わしい段階でって本当にいうのが非常に曖昧かもしれませんけれども、是非とも生物というもののそういう非常に複雑な仕組みというものを考えながら、この科学的な知見を積み重ねると同時に、それを予防的原則でやっぱり防いでいくという、そういうことがすごく大事だろうと思います。