鈴木俊彦の発言 (厚生労働委員会)
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○政府参考人(鈴木俊彦君) マクロ経済スライドによる調整率でございますけれども、ただいま御指摘ございましたように、賃金、物価による本来の年金額の改定率から一定のスライド調整率を差し引く、こういうことで調整が行われるわけでございます。
この場合のいわゆる差し引かれるスライド調整率でございますが、これは二点ありまして、一つは、今御説明ございましたように、年金を支える力でもございます被保険者の数が今後減少していく率、これが一点でございます。それから、今後寿命が延びて、言わば給付費が増加する率、この二つを合わせて算出をされております。
その中で、いわゆる変数でございます今後の年金を支える力でございます被保険者の数がどういうふうに減少していくかということでございますが、これは二十六年財政検証で大きく二つ、労働市場への参加が進むケースと進まないケースに分けたわけでございます。この場合に、労働市場への参加が進むケースでは、高齢者の労働参加が進むということによりまして六十歳以上の被保険者数が増加する、こういう影響を盛り込んでおります。したがいまして、労働参加が進まないケースと比べますと、その分、被保険者の減少率が小さくなるわけでございますので、これを反映してマクロ経済スライドのスライド調整率が小さくなる、こういった構造にあるわけでございます。