高橋則広の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(高橋則広君) GPIFにおきましては、金融庁が機関投資家の果たすべき責任をまとめましたスチュワードシップ・コードを平成二十六年五月に受け入れますとともに、その活動の一環として、平成二十七年九月に国連が機関投資家に対し、投資に当たっての環境、社会、ガバナンスのいわゆるESG要素を考慮するということを提唱いたしました国連の責任投資原則、PRIに署名したところであります。
 先生御指摘のとおり、近年、欧米を中心といたしましてESG投資が普及してきておりますが、その背景には、ESGの要素に問題を抱えている企業というのは中長期的に見るとその企業自身がリスクを抱えておりまして、これらを改善することで企業の中長期的な企業価値が向上し、持続的な成長につながるという考え方があろうかというふうに考えております。
 したがいまして、長期の投資家として、GPIFはこういった観点から世界中の企業に幅広く投資をいたしておりますが、そういった意味では、ESGの要素を考慮した投資を行うということは、先ほど申し上げましたとおり、被保険者の利益につながる、中長期的な投資リターンの向上につながるというふうに考えておりまして、今後とも積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 なお、GPIFは専ら被保険者のために、被保険者の利益のために運用を行っておりまして、被保険者の利益を離れて他の目的の実現のため投資を行うということはなかなかできないことでありますので、あくまで被保険者の利益になる範囲内でこういったESGに取り組むということが前提であろうかというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 高橋則広

speaker_id: 2415

日付: 2016-12-12

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会