奥田哲也の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(奥田哲也君) お答え申し上げます。
 地下の掘削工法としては、先生も今御指摘ございましたように、シールド工法若しくはNATM工法、あと開削工法といったようなものがございます。
 シールド工法は、シールド機械で地盤を掘り込みまして、その後方でコンクリート製のブロックを円形に組み立てながらトンネルを造る工法でございます。また、開削工法というものは、地面を直接掘り下げて構造物を造り埋め戻すという工法で、主に駅部の工事に用いられております。あと、今回のNATM工法でございますが、横穴式に地中を掘り進みまして、支保と書いておりますが、掘削した断面を確保し地山を支持する構造物で土圧を支えながらコンクリートでトンネルを造る工法でございまして、主に山岳部の工事に用いられてきましたが、最近では都市部においても用いられてきております。このようなトンネルの掘削工法の中でどの工法を用いるかということにつきましては、地質の状況、地下埋設物や周囲の建物の状況、トンネルの断面形状などの観点から判断をされるわけでございます。
 福岡市交通局七隈線の延伸工事、御指摘の部分につきましては、同市が設置した第三者委員会であります福岡市地下鉄七隈線建設技術専門委員会での意見を踏まえNATM工法を採用したというところでございますけれども、その理由といたしましては、駅部や大断面区間、隣接工区で用いられるシールド機械が折り返す部分などでございますが、大きな断面を掘削し、また進行方向に断面形状を変化させながら掘削が可能となること、当該トンネルの上部に地下駐車場に向かう地下構造物、斜路などがあることや多数の埋設管がふくそうしていること、堅い岩盤層内での掘削であることなどが挙げられるところでございます。

発言情報

speech_id: 119214319X00520161124_027

発言者: 奥田哲也

speaker_id: 26193

日付: 2016-11-24

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会