藤木俊光の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○政府参考人(藤木俊光君) お答え申し上げます。
福島県におきましては、平成二十四年七月の固定価格買取り制度の開始後に太陽光発電の導入量が約十倍になるなど、再生可能エネルギーの導入が進んでおります。現在、合計で固定価格買取り制度の買取り対象が約百万キロワット、その中でも風力が約十六万キロワットという形で導入が進んでおります。
また、中長期的には導入拡大が不可欠であると考えております洋上風力発電、これに関しましては、浮体式の洋上風力発電、これを低コストで長期安定的に発電する技術、これを確立することを目的といたしまして、現在、福島沖で実証事業を実施しております。これは世界初の本格的な事業化ということでございまして、現在、浮体式の洋上風力発電機三基を設置いたしまして、大規模システムの経済性、信頼性の評価、構造設計や係留などの技術実証を行っているところでございます。
さらに、本年九月には、福島を再生可能エネルギーの先駆けの地とすることを目指しまして、福島新エネ社会構想というのを決定したところでございまして、この中で、阿武隈山地や福島県沿岸部地域における送電線の増強の支援といったようなことにも取り組みたいというふうに考えてございます。
このように、福島新エネ社会構想の実現に向けまして取り組みますとともに、これによって実現されます新エネルギー社会のモデルあるいは新しい技術について国内外に積極的に発信して、更なる取組の加速、産業の集積を進めてまいりたいというふうに考えております。