遠山清彦の発言 (外務委員会)

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○遠山委員 公明党の遠山清彦でございます。
 佐藤外務副大臣、御就任おめでとうございます。
 時間がないので早速でございますが、まず、九月三日、北朝鮮が六回目となる核実験を強行したことは言語道断の暴挙でありまして、また、累次の国連決議違反、日本のみならず、アジア太平洋地域全体、ひいては世界全体の平和と安定への重大かつ新たな段階の脅威であるということは明らかでありまして、公明党といたしましても、既に声明は出しておりますけれども、北朝鮮に対して党として断固非難、抗議をするとともに、北朝鮮に対して今すぐ暴走をとめるように強く求めたいと思っております。
 これに関して、私は、先週一週間、超党派の若手中堅議員で構成いたしております日中次世代交流委員会第五次訪中団の団長として中国を訪問し、北京におきまして中国共産党並びに中国政府の要人と会見をしてまいりました。核実験の前ではありましたけれども、八月二十九日の北海道上空を通過した弾道ミサイルの発射の直後でありましたので、全ての中国側との会談で北朝鮮問題を取り上げ、意見交換をさせていただきました。この会談相手には孔鉉佑外交部部長助理・北朝鮮特使も含まれております。
 時間がないので、詳細は省きます。
 中国側が主張していた注目すべきポイントは、次の三点でございます。
 まず一つは、中国は北朝鮮の核兵器開発と弾道ミサイル発射に一貫して反対であり、国連安保理決議の履行も求める立場であること。二つ、北朝鮮は中国との国境からわずか九十キロメートルしか離れていないところで核実験を行っており、中国も日本と危機感を共有している。三番、北朝鮮に対し圧力を強めることは賛成だが、圧力だけでは解決しない問題なので、対話をしっかりすることが重要だと考えている。このように中国は言っております。
 特に三点目につきましては、中国は具体的な提案として、いわゆるダブルフリーズ案を出しております。これは、米韓軍事演習を一年間停止すると同時に、その同じ期間に北朝鮮も核実験とミサイル発射を凍結するという案でありまして、その一年間の間に、ダブルフリーズをしている間に対話をしようという提案でございます。
 私のこの中国側との会談の四日後に今回の核実験の強行がありました。状況は甚だしく悪化をしているわけでありますので、中国が今どういう立場か私は推しはかるしかないわけでありますが、ただ、日本としても、この北朝鮮問題を軍事的解決よりも外交的解決を図る方向に持っていった方がいいことは明らかでありますので、今後、圧力を強化、これは中国側もいいと言っているんです、圧力を強化してその実効性を担保することをやりながら、出口戦略を念頭に置いた対話とか交渉のあり方、この中には、政府間の交渉だけではなくて、トラック2とか国連を使うとか、そういうことも検討するべきだと私は思っておりますが、外務省として今どういうお立場か、教えていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 遠山清彦

speaker_id: 31727

日付: 2017-09-05

院: 衆議院

会議名: 外務委員会