増子宏の発言 (環境委員会)

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○増子政府参考人 お答え申し上げます。
 まず初めに、今般、六月六日に、日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター燃料研究棟におきまして、核燃料物質を収納した貯蔵容器の点検作業中に、先生御指摘のように、作業員五名に放射性物質による身体汚染が発生しましたこと、地元を初めとしました国民の信頼を傷つけるものでございまして、文部科学省としても、このような事態が発生したこと、まことに遺憾でございまして、所管省庁としておわび申し上げます。
 五名の作業員につきましては、翌日の七日水曜日より量子科学技術研究開発機構の放射線医学総合研究所に受け入れられておりまして、内部被曝の影響等について詳細な検査を継続的に実施しているところでございます。
 このため、健康影響につきましては、現時点で明確に申し上げることはできませんが、専門家によりますと、命にかかわるような急性影響が出るレベルではないと聞いておりますが、正確な内部被曝の評価には数週間を要すると伺っております。
 また、モニタリングポストの結果から、外部環境への影響は見られていないというふうに承知しております。
 また、被曝が発生した当時の状況につきまして御説明もさせていただきますが、六月六日の午前十一時ごろ、作業員五名が核燃料物質を収納した貯蔵容器の点検作業をフード内で実施していたところ、貯蔵容器内における核燃料物質が入った容器を封入した樹脂製の袋が破裂をしたというふうに確認しております。
 作業員五名全員の手足に放射性物質による汚染が確認されました。五名のうち三名の作業員から鼻腔内汚染を確認いたしまして、また、作業員全員に対して肺モニターを実施した結果、そのうち一名について、放射線業務従事者の年間線量限度を超える二万二千ベクレルの汚染が確認されたということでございます。
 文部科学省といたしましても、原子力機構から随時状況を聴取いたしまして、原因究明また再発防止に向けて厳格な指導監督に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

発言情報

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発言者: 増子宏

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日付: 2017-06-09

院: 衆議院

会議名: 環境委員会