石関貴史の発言 (決算行政監視委員会)
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○石関委員 御答弁があったとおり、決算の目的というのは、税金の使い方を検証して予算に反映させていくということでございます。
ただ、現状は、残念ながら、おくれて処理をするというのが続いております。全く本来の目的が決算の審査で実は生かされていない。特に、政府・与党は予算については総力を挙げて成立に全力を尽くしますが、決算については残念ながら熱意がそれほど感じられないというのが国会で仕事をしての実感であります。それでも、今回は、自民党の後藤田筆頭理事や、先ほど質問された公明党の伊藤理事など、問題意識を共有して、やっとここまでこぎつけているというのが今回の現状でございます。
本来は、国会に提出されている決算を議了しないと予算審査に入らない、これぐらいの対応や認識というものが必要だと思います。
ボードをごらんいただくと、過去は非常に一生懸命やっていたんですね。これは昭和六十年から書いてありますが、各省別に十分な時間をとってやってまいりました。それがだんだん減ってきて、平成二、三年度決算からは各省別ではなくて、分科会という形で幾つかの省をまとめて、四つの分科会をまとめてやるという方式になりましたから、時間は随分減りました。
どれだけ一生懸命各省庁別に細かくやっていくのか、効率よくやるのか、この兼ね合いは難しいところでありますが、明らかに審査にかける時間が短くなっているということ。
それから、この赤いラインを過ぎると、二十一年から二十三年にかけては一括で、三年も一括でやっている。これは歴代ワーストで、決算が提出されてから議了するまで千三百九日もかかっている。これでは、一体何に使われたのか、それを予算にどう反映するのか、全く関係ない、こういう状態が残念ながら続いています。
きょうやっているのは二十四年と二十五年。もう二十九年の予算は執行が始まっているのに、今ごろ二十四年、二十五年をやっている。こういう非常に残念な、これでいいのかというのが政府の決算の現状だということは、ぜひ総理を初め閣僚の皆さんにも国会、国民の皆さんにも御理解いただいて、これを改善していかなければ、何に使って今度は予算をどうするのかということのサイクルがなかなか成り立たないと思います。
もちろん、おくれているというのはいろいろな事情があります。自民党も野党のとき、我々も今は野党でございますから、野党になるといろいろな政治の思惑もこれあり、そういうことでおくれることもあります。ということで、与党だけの責任ではございませんが、それにしても巨大与党、自民党総裁として、今後も決算の積極的な審査を、ぜひ党内に指示をいただきたいというふうに思います。安倍自民党総裁、いかがでしょうか。