鈴木康裕の発言 (厚生労働委員会)

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○鈴木政府参考人 新薬創出加算のゼロベースの見直しにおける希少疾病用の医薬品に関するお尋ねでございました。
 近年、革新的、高額な医薬品が登場し、医療保険財政への影響が懸念される中、厚生労働省としましては、薬価制度の抜本改革に向けた基本方針に基づき、国民皆保険の持続、イノベーションの推進を両立し、国民が恩恵を受ける国民負担の軽減と医療の質の向上を実現する観点から、薬価制度の抜本改革に取り組むこととしております。
 この基本方針におきましては、御指摘のとおり、市場実勢価格に基づく薬価の引き下げを一時的に猶予する新薬創出等加算制度におきまして、ゼロベースで抜本的に見直すこととしておりまして、これとあわせて、費用対効果を本格的に導入すること等により、真に有効な医薬品を適切に見きわめてイノベーションを評価し、研究開発の促進を図ることとしております。
 一方、御指摘の希少疾病用医薬品、いわゆるオーファンドラッグでございますけれども、この薬価を算定する際に、原価計算方式、いわゆる原材料費や製造費用等を積み上げてやる場合でございますが、この場合は、研究開発に要した費用をきちんと回収できるように、特にオーファンのような少ない患者数を考慮して薬価が高く算定される仕組みとなっております。また、類似薬効方式におきましては、市場規模が小さいことを考慮して市場性加算を設けております。
 こうしたオーファンドラッグの研究開発の促進が図られるような努力をしております。
 御指摘の新薬創出等加算、それから希少疾病用の医薬品の加算、これは別制度でございます。希少疾病用医薬品は患者数が少ない、御指摘のとおりでございますので製薬会社の研究開発が十分に進まないということから、研究開発を促進し、希少疾病用医薬品の開発が阻害されないように十分配慮するということは我々は大変重要と思っておりますので、今後、関係者の意見を聞きながら、中央社会保険医療協議会等においてきちっと御相談を進めていきたいというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 鈴木康裕

speaker_id: 20556

日付: 2017-04-05

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会