田部井康夫の発言 (厚生労働委員会)

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○田部井参考人 もし日本が戦争に負けた直後でしたら、私は、みんな貧乏だから、ともに耐え忍んで頑張りましょうと言えば誰もが納得した、そのように取り組んできて今日の日本があるというふうに思います。
 それから、大分時間がたっておりますけれども、介護保険が成立をしたときにも、そこにはやはり、利用者あるいはその対象となる可能性が十分な人たちが、負担をしてでもいい制度をつくろうというふうに思った。ですから、新たな負担を受け入れて、介護保険制度というのが生まれたというふうに思います。そこにはやはり、今後大変だから、いい制度をつくっていかなければ、そのためには応分の負担をするということは受け入れようというコンセンサスがあったというふうに思います。
 今はどうでしょうか。私は、一方で経済がいい方向に進んでいるという情報がある中で、一方で介護負担できゅうきゅうとしている国民がいる、戦争直後や介護保険が成立したときと比べたら格差が明らかに拡大している。その中で、みんなで一緒に頑張ろうということは必ずしも成立しない。ですから、私は、そこで、最低でも介護保険が成立したときのコンセンサスを得るあれに戻るべきであろうというふうに思います。
 ですから、私がどう考えるというよりも、どういう提案をして、そのことをどうやって守っていくか、これだけの負担をしたらこれだけの制度をつくりますよというふうに約束をしたらば、その制度をきちんとつくって、その上で、さらによいものにするためにはこれだけの負担が必要だから、さらに負担をお願いしますといって、そこに納得が生まれるような提案をしていただきたい。その上で、私は、ガラガラポンをして応分の負担をしていく。
 私はたかだか十万円の年金で生活をしている者ですけれども、それでも私は、今以上の負担をしてでも、いい制度をつくりたい、安心を得たい、そのことによって、自分が使いたいお金というのも生み出されるだろうというふうに考えています。
 その政策を提案する方と、皆さん、先生方にぜひ、お願いしたいのは、ぜひ、これでいくから一緒に頑張ろうというふうに言って、私たちを納得させてくれる提案を出していただきたい。それに応える力は、私は日本人には十分あるだろうというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 田部井康夫

speaker_id: 33905

日付: 2017-04-11

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会