安倍晋三の発言 (予算委員会)

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○安倍内閣総理大臣 まず、日米首脳会談を行う上において、日本を取り巻く環境はどういう状況であるかということを念頭に置かなければなりません。
 まさに先般は北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。そして、この弾道ミサイルの能力を上げ、そして核開発を進め、いよいよ弾道ミサイルに搭載できるようになったのではないかという推測も出てくる状況になっている。そして、中国が東シナ海、南シナ海において現状を一方的に変更しようという試みを続けている中において、日本の平和と安定を守り、地域の平和と安定を守る上において、日米の同盟関係が揺るぎない、トランプ大統領が誕生しても全く揺るがないということを示していく必要がある。
 と同時に、両首脳は信頼関係がある、まさに日本の領土、領海が侵されたときには、断固として米国の大統領は直ちに日本のために重要な判断をするということを内外に示す必要があります。これが一番大切な目標であったと私は思います。その意味では、その目標にかなう首脳会談になったと思います。
 また、かなり長時間、これはゴルフ等も含めてでございますが、ワーキングランチを行い、ワーキングディナーは二回行うことができたわけでありますし、また、ゴルフの合間にも昼食をする。そして、御紹介をいただいたんですが、行きにはマリーンワンという海兵隊のヘリコプターの中ででも二人で話ができます。そして、エアフォースワンの中でも、結構これは突っ込んだ話もできました。そこには、クシュナーという顧問あるいは他の高官も乗っている中において、結構安全保障上の突っ込んだ話もできたのではないかと思います。
 また、ゴルフをしながらずっとゴルフの話をしているわけではなくて、カートには私と大統領が乗って大統領が運転をするんですが、二席なものですから、気の毒だったんですが、通訳は後ろでゴルフバッグをぐっと握り締めながら立って、しかし、しっかりと業務は二人とも果たしていただく中において、首脳会談をやった方は御承知だと思いますが、いわば普通の首脳会談においては、一時間前後においては、大体、決めたアジェンダにのっとって、応答要領をしっかりと頭に入れながらの割とかたいものにならざるを得ないわけでございますが、そうでない、今言ったようなオケージョンにおいては、自由に、私はこういう印象を持っている、こういう考え方を持っていますよ、この国についてはこう対応すべきではないか、この指導者はこんな感じ、こんな考え方を持っているのではないかということを第三国についても率直に言える、あるいはマルチの会議、G7、APEC、G20等々がありますが、その会議にはどう対応していくべきか、米国はどういう役割を果たしてまいりたいというようなことを率直に話をすることができました。
 その際、それでは、やはりそうしたマルチの会議においては日米の連携を強めていこう、そのためにも毎回必ず日米首脳会談を行おうということで一致することができたわけでございまして、事実上、マルチの会議で大統領と首脳会談を行うというのは、出席するほぼ全ての国が米国大統領と首脳会談を行おうとしますから、なかなか時間が実はとれないのが現実でありますが、実際、前もって必ず日本はファーストプライオリティーを持つということを確約できたことは一つの大きな成果ではなかったのかな、このように思います。

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2017-02-14

院: 衆議院

会議名: 予算委員会