佐喜眞淳の発言 (予算委員会)
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○佐喜眞淳君 ありがとうございます。
私は宜野湾市長でございますから、国家間でいう安全保障というものに対して答弁するのはちょっと重みがあると思いますけれども、いずれにしても、私は日米安保というのは必要だと思っております。
そういう中においては、私は地方自治体の長でございますけれども、やはり日米間が合意した普天間の返還というのは、着実に前に進めて返還するべきだろうと思っております。また、千ヘクタールと言われるような嘉手納以南の返還はしっかりと実現していく。その返還跡地をしっかりと、国の国策という立場から、沖縄県民と、あるいはまた地方自治体も含めて一緒になってそれを描いていくというのが沖縄の振興あるいは日本の振興に寄与するものだと理解してございます。
ぜひ、先生方におかれましても、やはり沖縄の実情というものをしっかりと理解していただきながら一つ一つ前に進めていく。そのために必要なのが普天間飛行場の返還だと思いますし、その返還のためにはどうしても地方自治体も含めて住民のコンセンサスが必要だと思いますから、それを丁寧に説明していただきながら、昨今のアジア情勢を見てもやはり安全保障というのは必要だという認識のもと、いかに沖縄県民の方々に理解を示されるようにやっていくかというのが必要だと思います。
その中で、在日米軍というものも七十年以上沖縄にいるわけですから、逆に言うと、アメリカの国民がそこにいる、アメリカの国民とよき隣人としての交流も含めて、沖縄でしかできないことを新たにつくるというのも私は一つの案ではないかなと思いますし、例えばフェンスで閉ざされている環境というものを、何か、アメリカと、沖縄を通して日本との交流、そういう施設とか、あるいはそういう交流の機会というものを与えるということは極めて重要だろうし、また、そういうことがあることによって、次の世代に夢や希望や新たな産業や新たな価値観が芽生えると思うんですね。
今までの、復帰四十数年たって、あるいは戦後七十数年たって同じようなことをするのではなくて、新たな道を、自分たちのいわゆるモチベーションを高くしながらやっていく。その中で、国民の安全やあるいは平和を、沖縄県民が貢献しているという自負心というものも必要だと思います。そのためには、やはり沖縄の基地負担を一刻も早く軽減していただきながら、基地のある、いわゆる提供施設というものは、日本国民全ての皆さんが理解をし、一緒になって考えていく。それが沖縄にとっての、二十一世紀沖縄のビジョンが実現するものだと思います。
沖縄の可能性というのは、今、富川先生初めいろいろな方々が申し上げましたけれども、本当に次のステージに行くようなやはり価値観というか考え方がないと、何かいつまでも同じような、十年前とあるいは四十年前と七十年前、同じような感覚ではよろしくないのかな。だから、アメリカの在日米軍があるのであれば、そういうことも活用できるような仕組みもどこかで考えていただければいいのかな。
ただし、やはり安全保障というのは絶対的に必要だと思いますので、やはり国民の平和を堅持するためには、さまざまな角度から御議論していただけるようにお願いをしたいと思います。