小林雅之の発言 (予算委員会公聴会)

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○小林公述人 御質問ありがとうございます。
 まず、最初の学力要件の問題です。
 十分に御質問を理解できているかどうかわかりませんけれども、これは学力要件を片方で残すということについてなんです。これは私個人的な意見に近いんですけれども、一つは、学力要件を残すということによって、単なる福祉政策ではなくて、奨学金をもらうことが誇りになる、そういうような性格を持たせたいと思っております。
 先ほども申し上げましたが、十分説明できなかったかと思いますけれども、将来の社会貢献をそれによってしていただく。そういった奨学金をもらうことが誇りになって、将来の社会貢献をしていただくということのためにも、学力要件を給付型奨学金については残したいというふうに考えております。ただ、現実の問題といたしましては、一律の数値だけを当てはめるということは非常に危険なことでありますので、高校長の推薦という形にまとめさせていただいたというのが文部科学省のPTの結論であります。
 片方で、それと矛盾するようなことで、成績要件を外すということがあるわけであります。これは無利子奨学金のことでありますけれども、これにつきましては、逆に、全ての者に教育の機会を与える、そういう目的からしますと、とにかくチャンスを与えるということが重要でありますから、進学できるということによってある程度の学力要件は担保できているというふうに考えますので、そのことによって十分な、特に所得の低い、経済的な要件だけで進学できない子供たちにチャンスを与えるということで、そういった要件を外すということは非常に意味があるというふうに思っております。
 ですから、矛盾するようですけれども、この二つは目的が異なるので、両立するのではないかというふうに私は考えております。
 以上です。
    〔委員長退席、武藤(容)委員長代理着席〕

発言情報

speech_id: 119305262X00120170221_022

発言者: 小林雅之

speaker_id: 26927

日付: 2017-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会公聴会