塩崎恭久の発言 (予算委員会第五分科会)
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○塩崎国務大臣 鈴木委員から御指摘をいただいたように、さまざまな業種があって、さまざまな働き方をされている方がおられる中で、今回のような大変悲惨な、新人が自殺に追い込まれるような長時間労働を強いられる、こういう悲劇が二度と行われないような、そういう実効性のある規制をしっかりとやるんだという総理のかたい決意のもとで、今、働き方改革実現会議で議論が進められています。労使の間で特に真剣に議論していただいて、必ず答えを出したい、こういうかたい決意を総理は繰り返し示されています。
したがって、今のように、バラエティーのある業種のあることを前提に、どういう人に対しては何時間の時間外労働の上限を設けるのかということが非常に大事であり、今お話しのように、今は自動車教習所でしたが、例えば私の地元で聞いてなるほどなと思ったのは、アイスクリームを扱っている問屋の社長に聞いたら、確かに、夏、やはり稼がないといけない、そのかわり、冬は短い時間にして、なおかつ、例えば会社持ちでスキーに社員を行かすとか、そういうようないろいろな工夫をしているということでありますので、労働者側あるいは使用者側に、しっかりとそういうことも見据えた上の合意形成を今回してもらいたいと思っています。
長時間労働の是正を進めるに当たりましては、業務の繁閑、これは本当に千差万別でありますし、また、取引慣行の改善、先ほど堀内政務官の方からお答え申し上げましたけれども、いろいろな形で、中小企業は特に弱い立場で、強いられるということもあって、解決すべき課題はとても多い。実態を見据えた議論が必要であって、今回、実現会議で決定をしていこうと言っておりますが、その後に労働政策審議会でも、やはり、もっときめ細かくも見ていかないと、漏れがないようにして、困る方が出てこないようにする一方で、実効性のある、長時間を規制するという、この目的も達成をさせなきゃいけないというふうに思っています。
いずれにしても、どういう働き方であっても、健康が確保されて、そして働く方の意欲とか、あるいはやる気とか能力とかがちゃんと発揮をできて、そして結果として企業の活力が増し、経済成長にもつながる、賃金のアップにもつながるような、そういうことが重要だと思っておりますので、実効性の上がる結論が、実行計画を三月末までに決めますが、ここに明記ができるようにしっかりと議論してまいりたいというふうに思います。