赤枝恒雄の発言 (予算委員会第五分科会)
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○赤枝分科員 自由民主党の赤枝恒雄でございます。
きょうは、生は生でも、終末期の生について掘り下げた議論をさせていただきたいと思っております。
我が国の人口は減少の一途をたどっているわけですが、高齢化も非常に進んでいて、国民の間では将来に対する不安というものがやはり広がっているのではないかと思われます。そこに来ていろいろな制度改正もありまして、年金が、これは年金の場合は、高所得者の場合に上がったということであって、決して年金が非常に負担になっているということではないんですが、そういう報道がされたり、やはり年金の手取りが少なくなったというような、それもお金持ちの場合の話なんですが、悪い宣伝に使われたり、国民の間では、これから将来不安という意味では非常に不安を感じているところに来て、では、尊厳ある死を迎えるにはどういう施設で亡くなりたいか。私自身考えてみると、自宅で、家族それから友人に囲まれて、好きな音楽もできたら聞きながら、ちらっと壁を見ると好きな宝塚のスターがいたり、そういうところで安らかに息を引き取りたいなと思うわけです。
厚労省が進めているいろいろな施策の中で、私、やはりすばらしいと思うのは、これから先、亡くなるときには、家庭というものをイメージしたところ、自宅というものをイメージしたところでお亡くなりになるのがいいじゃないか、そういうふうな目標に向かって改革が進んでいるような気がするんですね。これは非常に私はありがたいことだと思っております。
そこで、従来型の四人床、つまりこれは多床室というふうに言われていますけれども、多床室がいいのか、はたまた今言ったような尊厳ある死を迎える環境として個室がいいのかという議論があって、これは実はもうずっと前の平成十三年ですかね、十三年に全国介護保険担当課長会議というのが開かれて、今後は特別養護老人ホームにおける四人部屋主体の住居環境を抜本的に改善しということで、個室がいいんだよ、個室に向かうよということを決定されたわけです、方針を。
それで、平成十七年から始まって、それなりに介護点数も決まって、非常にそれなりの評価をした介護点数をつけたわけですね。介護点数をつけた。
つけたにもかかわらず、そこでみんな、その施設をつくろうということで試算してみたんでしょうね、いろいろな業者が。事業が始まったわけですが、何と、ここが一番大事なところなんですけれども、平成十七年四月の当初に比べて、次の改定は十八年の改定予定だったものが、前倒し改定ということで、十七年という中途半端な、どうしても考えられない十七年の十月に、これは点数にして約百四十点平均、二〇%以上の下げがあったわけですよ、介護保険料の。この大きな下げは、普通、介護保険料は、いろいろ推移しても十点とか、大きくても二十点ぐらいが限界であろうかなと思うんですが、このとき百四十点という大きな下げをしたんです。これは本当にちょっと、これが大きなトラウマに今なっているわけです。
その前に、副大臣にお伺いするのをちょっと忘れていましたけれども、私も、自分の意思としては個室、絶対死ぬときは個室がいいなというふうに思うわけですが、お国も私が知る限り個室に向かっている。特に個室が進まないので、二十二年の時点でも二五・四%という達成率ですね。それがだめなので、ちょっとどうにかというので、二十二年の四月十六日に厚労省から課長通達が出ていて、個室ユニットを進めなさいというのが出て、そのために床面積の基準を下げますよというようなこともやって、これをできたら七〇%、施設の割合を、個室を七〇%にすることを目指し、ユニット型施設の整備を推進してくださいというようなのが出ているわけですね。
この方針は、いまだ政府としては、この七〇%の方針は変わっていないんでしょうか。