相星孝一の発言 (外交防衛委員会)

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○政府参考人(相星孝一君) お答えいたします。
 カルタヘナ議定書は、改変された生物、いわゆる遺伝子組換え生物等による生物多様性への悪影響を未然に防止することを目的とするものでございます。名古屋・クアラルンプール補足議定書は、このカルタヘナ議定書に加えられる形で、遺伝子組換え生物等の国境を越える移動により生物多様性に損害が発生した場合の対応措置を規定したものでございます。
 本補足議定書が発効すれば、遺伝子組換え生物等の国境を越える移動によりもたらされる可能性のある生物多様性への悪影響について、カルタヘナ議定書に基づく未然の防止に加えまして、損害発生後の対応に至るまでの一貫した国際的な枠組みが完成することとなります。この結果、遺伝子組換え生物等の安全な利用のための国際協力の一層の推進に貢献することが期待されます。
 本補足議定書の締結のために必要な国内担保措置としましては、先般、カルタヘナ法の改正を御承認いただいたわけでございますが、同改正法の下で、遺伝子組換え生物等の使用により我が国の生物多様性に損害が発生した場合、使用者はその復元等の措置を命じられる可能性が新たに生じることとなります。
 一方、同改正法では、復元措置が命じられる対象はあくまでも違法に遺伝子組換え生物等を使用した者とされているわけでございまして、したがって、遺伝子組換え生物等を合法に使用している限りにおいてはその使用者に新たな負担を求めることにはなりません。
 したがって、本補足議定書の締結によって、産業界、学術界の活動に支障が及ぶことはないと考えております。

発言情報

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発言者: 相星孝一

speaker_id: 32717

日付: 2017-05-09

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会