中西哲の発言 (外交防衛委員会)

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○中西哲君 参考人の皆様、どうもありがとうございました。
 私は、初めに伊藤参考人にお伺いしたいんですが、この日本とインドの原子力協定の背景には、政府は、NPTの外側にとどまっていたインドを国際的な核不拡散体制に加入させて、IAEA保障措置の適用や核実験モラトリアムを含む制約の下にインドを置くことによって、この枠組みに取り込んでいくことが大変意義があるという説明でございます。
 そしてまた、インド側から見れば、今後の経済成長を支えるための高い電力需要、二〇一三年のデータでこれ原子力発電は発電電源割合の三%くらいだそうですが、アメリカなど海外からの大型軽水炉の導入に向けてアメリカ、フランス、ロシアなど九か国と今原子力協定を締結しておりますが、ただ、一九五七年にIAEAに加盟しておりますが、包括的保障措置協定は締結していないと。
 この背景に、伊藤参考人の御説明があったように、インドは中国、そしてパキスタンとこれまでも軍事衝突を何度かやっておりまして、中国とは、私、数年前にスリランカに行ったときに、大きな港を中国資本で造っておりまして、非常に水深の深い、大型船が接岸できる港を造っている。これはインドにとっては、中国海軍がここを基地にしたらということで大変な緊張感が生まれるんだろうという思いでおりました。
 ただ、両方とも大国ですから、ここはそれほど一挙にということはないと思うんですが、パキスタンというのが非常に今政情不安で、御説明にもありましたが、北朝鮮始め他国あるいはテロ組織に対して持っている核兵器をこっそり流すんじゃないかとかいう心配を日本なんかもしているんですが、特に現在のパキスタンの政情不安についてもう少し詳しく御説明していただきたいと思うんですが。

発言情報

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発言者: 中西哲

speaker_id: 17937

日付: 2017-05-30

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会