伊藤融の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(伊藤融君) ありがとうございます。
インド側は、このNSG加盟に関してはかなりこれ、実はNSGの例外化だけではなくて、今インドが物すごく重要な外交課題にしているのがNSG加盟であります。今度あるNSG総会でインドは再度、というのは、去年NSG加盟にチャレンジしたんですが、中国がブロックしたということで、これ時間がないので余り詳しく申し上げませんけど、今、印中関係、インド、中国の関係は非常に厳しくなっているんですね。中国側は、なぜ、そのNSGでもう例外化扱いされているのに、そこまでNSGの加盟にこだわるのかというのは理解できないところがありますけれども、これは幾つかの理由はありますけれども、インドは、先ほど申し上げたまさにそれこそがインドの大国意識でもあるという側面が一つの大きな理由だというふうに申し上げておきたいと思います。
他方で、中国がまさにインドの加盟をブロックするという意味を含めて持ち出してきているのがパキスタンのNSG同時加盟という部分でありますね。この議論は、実はインド国内でも、またアメリカにおきましても、インドだけではなくてパキスタンもNSGの中に入れてしまった方が実は、先ほど来他の先生方がおっしゃっているような不拡散体制に実質的にコミットさせることにつながるんだというような議論もありますけれども、他方で、やはりパキスタンはまだ今核管理の状況が非常に不透明であると。そもそも、北朝鮮を含めた国々に核の闇市場で流出させたという経緯があるわけですから、そこでやっぱりちゅうちょがあってなかなか実現しないということであろうかと思います。