坂元雅行の発言 (環境委員会)
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○参考人(坂元雅行君) すばらしい御提案をどうもありがとうございます。
まず、科学委員会の設置につきましては、これは本当に不可欠なことだと私どもNGOが長年訴えてきた点でありました。やはり、生物の多様性を保全する、絶滅のおそれのある種を保存するということになりますと、やはり基礎になるのは、その種は一体どういう状況にあるのか、なぜそうなったのか、それを回復させるにはどういった手だてが必要なのか、それをそれぞれの種の側に立って理解することが必要であります。
その意味で、日本の中でありとあらゆる科学的な知見を集積して、つまり都合の良いデータだけを集めるのではなくて、フィールドで活躍されているアマチュアの方の情報も含めてそういったものを吸い上げて純粋に科学的な議論をする、そういう場がとても重要だと考えております。今回の改正案では、この点は大きな前進だと思っております。
次に、しかしながら、その科学的データでは決せられない点がございます。それは政策的なものであります。この点につきましては、先生が御指摘のとおり、こうした社会問題に取り組んでいるNGO、その立場を大きな団体から小さな団体まで筋を通した意見をちゃんと述べている団体に関しては、その意見をしっかりと闘わせて、最初から一つの意見にまとまりましょうという前提で開かれる会議体ではなくて、先生が御指摘されたような反対が言えるようなそういう場を設定して、そうした意見から教訓、これから何をすればいいのかを政府も学んでいく必要があるのではないかと思っております。