辻村千尋の発言 (環境委員会)

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○参考人(辻村千尋君) 御質問ありがとうございます。
 先生の御意見に全く同意です。やっぱり反対意見が言えるという場面になかなか私どもは参加できていないというのは現実だと思います。
 ちょっと翻ってみると、じゃ、例えば我々がその科学委員会に値する知見を持っていないのかということを問われるんだと思うんです。そこで、ちょっと調べてみたんですが、当日本自然保護協会、全部で二十七名の職員がいるんですけれども、その中で博士号取得者三名、修士号取得者八名おります。それから、WWFジャパンさん、これ総勢六十七名の職員の中で博士号取得者四名、修士号の取得者十四名もいます。それから、日本野鳥の会さん、七十五名の職員中、博士号一名、修士号二十名というふうにいます。要するに、ある程度研究の畑でもしっかりと知見を持った人間というのがやはりこういう全国NGOには数多く勤めているという現実がございます。ですので、単なる保全をしている自然保護団体であるというだけではなくて、科学的な知見を有しながらしっかりと保全を進めてきている、活動をしている団体の代表者が科学委員会にしっかり入るべきであるというふうに思います。
 それと、済みません、もう一点。反対の意見が出て、賛成の意見が出てというように闘われたところというのはしっかりと国民に示されなければいけない。中環審に、今までに至る過程の中で、例えば我々はジュゴンを常に種の指定に提案をしてきていますけれども、どういう理由で指定に至らなかったのかがいまだに分からない、要するにブラックボックスの中なんですね。それをきちっと科学委員会で話し合えば、科学的な議論というのが、法的に位置付けられればその議事録が残されますし、どういった政策判断がそこでなされたのか国民の目で検証することもできるようになる。こういった観点で、しっかりと科学委員会を設けた上で、我々のような団体もテーブルに着くということが必要だというふうに考えています。

発言情報

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発言者: 辻村千尋

speaker_id: 19180

日付: 2017-05-18

院: 参議院

会議名: 環境委員会