末松広行の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(末松広行君) お答え申し上げます。
先生お話しのとおり、今後、AI進展などでイノベーション大切、そのとおりの状況だと思っております。
第四次産業革命がグローバルに進展し、自動走行、物づくり、医療、介護などの幅広い分野でIoTや人工知能といった技術革新と新たなビジネスモデルが結び付き、革新的な製品やサービスが次々と生まれております。こうした中、我が国が有するロボットなどの物づくりの技術力や自動車の高い国際市場シェアなどは、実世界のデータの利活用をめぐる国際競争において大きな強みになると考えております。さらに、世界に先駆けて直面する高齢化等の社会課題についても、第四次産業革命の技術を活用して、その解決に結び付けることでむしろチャンスに変えることが可能であります。こうしたチャンス、強みを生かすべく、限られた予算の中で予算措置も頑張るということでございまして、経済産業省におきましては、二十九年度のAI関連予算につきまして、二十八年度予算に比べて約一・六倍の二百五十七億円程度に増額しているところでございます。
また、当初予算に加えまして、二十八年度第二次補正予算で措置いただきました約百九十五億円を活用させていただきまして、我が国が強みを有する物づくり技術と人工知能技術の融合を目指した研究拠点を整備することとしております。ここでは、高精度なセンサーや高速情報解析といった世界最先端の技術シーズを介護ですとか工場の現場などにおける革新的な製品やサービスにつなげるため、民間投資もお願いしながら、産学官一体による共同研究、実証事業を実施する予定であります。
また、予算だけではというお話でございますが、従来から研究開発税制により民間企業の研究開発投資を支援しているところでございますが、平成二十九年度税制改正法案では、第四次産業革命型のサービス開発を適用対象に追加することとか、投資を増やした企業には税制支援を強化するというような見直しを盛り込んでおりまして、このようなことを通じて民間企業の研究開発投資の拡大をしっかり支援してまいりたいというふうに考えております。
引き続き、日本の強みを生かせる分野を中心として、第四次産業革命で日本が世界の産業を引っ張っていけるよう、経済産業省としてもしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えております。