糟谷敏秀の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(糟谷敏秀君) 先ほどお答え申し上げましたように、現在、累計で一万六千を超える物質についてのデータを蓄積をしておるわけであります。これ、具体的には独立行政法人のNITEに蓄積をし、公開をしておるわけでございます。
 こうしたデータを活用することによって、特にAIによってそれを分析することによって最先端の有害性予測手法の開発ができるのではないか、そういう考え方に基づいてプロジェクトを今年度から開始をすることといたしております。中長期的な取組になろうかと思いますが、こうした取組を進めてまいりたいということであります。
 このプロジェクトは、化学物質の安全性評価に必要な動物実験をコンピューターシミュレーションによる仮想実験で代替をするということによりまして、化学物質の開発から製品化までの期間を短くし、企業の競争力を高めることにも資することになるというふうに考えております。
 また、国際的には、特に欧州やアメリカを中心に動物実験を避けるという流れがございます。例えば、欧州のREACHの規制におきましては、動物試験を避けるために、本規制の目的に沿った脊椎動物の試験は最後の手段としてしか行ってはならないというような、そんなことが定められたりしておるところでございます。こうした潮流の中で、こうしたコンピューターシミュレーションによる仮想実験で動物試験を代替することができますれば、国際的な貢献にもつながるのではないかというふうに考えております。
 新規化学物質の開発段階において、企業が毒性があるかもしれない化学物質についてその懸念を調べる簡易な試験をAIで代替をする、こうしたことの実現に向けて、今年度から着実に取り組んでまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 糟谷敏秀

speaker_id: 2140

日付: 2017-04-11

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会