富永昌彦の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(富永昌彦君) 今国会に提出されております周波数オークションに関する法案でございますが、電波の有効利用を促進する観点から、基幹放送局を含めた無線局の免許手続としてオークション制を導入するものと承知しております。
周波数のオークションは、現在採用している比較審査方式と比べまして、落札した事業者が落札金回収のために一層の周波数有効利用を図るものではないかという考え方がございます。一方、落札額が高騰するおそれがあり、高額な落札額の支払により設備投資が遅れるなど、落札者のその後の事業運営に支障が発生するおそれや、資金力のある事業者が多くの周波数を落札することによる公正競争上の問題が生じる可能性も想定されております。
我が国では、これまで、比較審査方式による周波数割当てにより、新技術の早期導入や全国展開が事業者間の健全な競争の中で促進されていることから、現時点では周波数オークションを導入することは考えておりません。
電波は有限希少な国民共有の資源でございまして、有効利用されることが重要であることから、海外における動向も参考としつつ、電波の効率的な利用に資する周波数割当てや周波数移行、再編について引き続き検討してまいります。
以上でございます。