藤田耕三の発言 (国土交通委員会)
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○政府参考人(藤田耕三君) お答えいたします。
御指摘のとおり、近年、北極海の海氷面積が減少傾向にありますため、欧州とアジアを最短距離で結ぶ航路として北極海航路が注目されております。
現在のところ、実際の北極海航路の利用は、ロシア北極海沿岸の天然資源開発のためのプラントの資機材や、あるいは産出された資源の輸送が中心となっております。この資源輸送に関しましては、現在、ヤマル半島で建設中のプラントから今後生産されるLNGの輸送に我が国の外航海運企業が従事することが決まっておりまして、早ければ来年には輸送が開始される見込みであります。
一方で、当分の間は北極海の通年航行は難しい状態が続くと考えられますこと、それから、香港、シンガポール等の貨物集積地を経由しないことなどから、北極海航路のコンテナ航路としての利用には課題がありまして、当面はヤマルLNGのような資源輸送が中心となっていくものと認識しております。
国土交通省としましては、民間事業者及び関係行政機関から成る官民連携協議会を平成二十六年から開催しておりまして、実際の利用状況を注視しながら、今後とも、情報の収集と共有を通じて北極海航路の利用に向けた環境整備を進めてまいりたいと考えております。