羽尾一郎の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(羽尾一郎君) お答えいたします。
我が国の造船業は、二〇一五年の新造船受注量におきまして、燃費性能や品質を強みに、円高是正にも支えられまして、一時的には受注量で世界の三〇%のシェアを確保いたしましたが、建造量シェアは約二〇%で推移しております。
新造船受注量は海運市況や為替などにより大きく変動いたしますが、その受注量が建造量として反映されるためには、競争力を維持し継続的に相応の受注量を確保することに加えまして、それに見合った人員や生産体制を構築していくことが必要となります。二〇一五年の建造量千三百万総トン、シェアで約二〇%でございますが、これを二〇二五年までに、建造量につきましては九百五十万総トン増加させまして二千二百五十万総トンに、シェアにつきましては一〇ポイント増加させ三〇%にそれぞれしていくためには、一つには、生産性向上により二〇一五年における一人当たりの建造量を約五〇%増加させるということとともに、造船と舶用工業の就業者数を約一万人増加させることが必要となります。さらには、中国や韓国でも同様の取組が進められることが想定される中で、日本の造船業が技術的にもコスト的にも他国に対する優位性を確保しなければなりません。
こういう意味で、この目標達成には相当の努力を要するものと考えており、官民を挙げて生産性の向上や先進船舶の開発、導入に取り組んで、その達成に向けて全力を投じてまいりたいと考えております。