藤田孝典の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(藤田孝典君) 私の方からは、なぜこういう経済が低迷しているのかという点についてですけれども、今日幾つかの資料でもお示ししましたが、この失われた二十年で教育投資が非常に弱い、家庭に任せてきていますので、OECD加盟諸国と比較してみても、大学進学率もやっぱり低い、あるいは高等教育に対する支出、あるいは職業訓練に対する支出が低いというんですか、なので、一人当たりの労働生産性が上がらないというんですか、なので、ほかの国々は、まず失業することを前提にしながら職業訓練制度を手厚くしていったりだとか、人に対する訓練あるいは教育費を投資する形で社会保障を入れておりますので、なので、グローバルに出ていく人材自体を日本は国としてちゃんと育てているのかということも、この二十年間、もう少し丁寧に見ていかないといけないかなというふうに思っております。
 大学進学率、上がっているといっても、ほかのヨーロッパの国々見ても、ちょっと低い水準で推移しておりますので、ですので、まず経済成長の根幹となる人々一人当たりがどれくらい生産できるんだろうか、それを上げるためには何を必要とするんだろうかということを考えないといけないかなというふうに思っております。
 これが私は、繰り返しになりますけれども、積極的な社会保障の投資という意味では、一人当たりの労働生産性をやっぱり上げる、あるいは一人当たりがちゃんと活躍できる、一億総活躍等いろいろと議論されていますけれども、まずはちょっと先行的に教育費、職業訓練等の投資を是非お願いしたいなというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 藤田孝典

speaker_id: 1590

日付: 2017-02-15

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会