山田邦博の発言 (災害対策特別委員会)
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○政府参考人(山田邦博君) お答えいたします。
御指摘のとおり、北海道南富良野町にあります金山ダムは、石狩川水系空知川流域の洪水被害の軽減等の目的を持つ多目的ダムでございます。
平成二十八年八月の台風十号による豪雨では、金山ダム地点の上流の流域平均雨量は、計画規模を上回ります三日間雨量は二百八十四ミリを記録いたしました。
金山ダムでは、台風第十号に備えまして、事前の放流によって洪水貯留準備水位よりも貯水位を更に低下させまして、洪水調節容量を施設計画よりも大きくして洪水に対応いたしました。
金山ダムへのピーク時の洪水流入量は、施設計画の毎秒一千立方メートルを上回ります毎秒約一千五百六十立方メートルでございましたけれども、ダムからの放流量は計画放流量の毎秒約二百四十立方メートルに抑えて、大幅に軽減をさせることができました。
ダム下流の布部地点におきましては、もしもダムがなければ相当の家屋浸水等の被害を生ずるおそれがある氾濫危険水位を超えていたと推測されておりますけれども、ダムの効果によりまして約二・三メートル水位を低下させて、氾濫危険水位を大きく下回り、洪水を安全に流下させることができました。
このように、金山ダムは治水、洪水調節機能を最大限発揮して下流域の被害軽減に大きな効果を発揮したものと考えているところでございます。