雨宮正佳の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(雨宮正佳君) お答え申し上げます。
 日本銀行は、御指摘のとおり、長短金利操作付き量的・質的金融緩和の下で、二%の物価安定の目標をできるだけ早期に実現するために最も適切と考えられるイールドカーブの形成を促していくこととしております。そうした下で、具体的には、現在、十年物の国債金利がゼロ%程度で推移するよう国債の買入れを行っております。
 この買入れ額につきましては、保有残高の増加額年間約八十兆円をめどとしておりますけれども、実際の買入れ額は金融市場の状況に応じましてある程度幅を持って変動することになります。具体的には、目標としている金利水準と比べて、金利が上がりそうになれば買入れを増やしますし、逆に低くなれば買入れを削減すると、こういうオペレーションをやってございまして、実際に、昨年九月以降毎月の買入れ額を見ますと、計算上の買入れ額はこの八十兆円を上回ったり下回ったりしてございます。
 このところ買入れが減少しているのは、この二、三月に見られました米国に端を発する長期金利の上昇圧力がございましたけれども、それが相当引いて後退してまいりました。そうした圧力が低下してきたために減少していると、こういうことでございますので、あくまで適切な金利誘導という方針に基づいて国債買入れを運営している結果というふうに御理解いただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 雨宮正佳

speaker_id: 13334

日付: 2017-06-13

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会