櫻田道夫の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○政府参考人(櫻田道夫君) お答えいたします。
浜野議員からは、この件についてほかの委員会も含めて何度か繰り返し御質問をいただいておりまして、その場で様々な御質問のされ方をなさるので、それに応じてお答えをさせていただいてきておりますので、これから申し上げる答弁もその繰り返しになるところがあることは御容赦いただきたいと思います。
今御指摘いただいたこのK断層とD—1破砕帯、これが一連の構造であるのかとか、あるいは原子炉建屋直下を通過する破砕帯のいずれかと一連の構造であるのかといったところがなぜ問題になるかと申し上げますと、この有識者会合が調査の対象としていたのが、そもそも、日本原電敦賀発電所の敷地内に破砕帯がたくさんある、その中でも二号炉の原子炉建屋の直下を通過するものもいろいろある、その中でD—1破砕帯というものが比較的長く、また、この日本原子力発電株式会社敦賀発電所の敷地の中に存在する第一級の活断層である浦底断層につながっているということも容易に想定されるということがありましたので、このD—1破砕帯の活動性の有無について調査をしたというのがそもそもの問題意識でございました。
そういった問題意識の下でずっと議論を重ねてきて、最終的にこのK断層というものが見付かった場所は、実はこのD—1破砕帯が浦底断層の方に延びていって、その近くまで到達する、この辺が接触するかもしれないところだなというところを穴を掘って調べたところ、K断層というものが見付かって、じゃ、これはD—1破砕帯につながるのかどうかというところがポイントになったと、こういうことで先生も問題意識を持って追及しておられるんだというふうに考えてございます。
問題の最終的な書換えのところでございますけれども、今日御提出いただいているこの資料をちょっと使わせていただいて恐縮でございますが、平成二十六年十一月十九日の第五回追加調査評価会合において、ここに書いてあるような評価書の表現が議論をされて、先ほど御紹介ありました「原子炉建屋直下を通過する破砕帯のいずれか」と下の方に少し大きな字で書いてございますけれども、そういう文章との関係も議論されて、その時点においては、その時点の最終案である一番上に書いてあるような表現でよろしいのではないかという形で終わったわけでございます。
しかしながら、その次の箱にありますピアレビュー会合において、このK断層とD—1破砕帯が同じものなのか、K断層とつながるのはD—1破砕帯だけというのはおかしいのではないか、こういった議論がありましたので、それではそういったピアレビュー会合のコメントも踏まえてどういうふうに直すのが適切かということを考えた際に、遡って十一月十九日の会合で提案されたこういう表現を採用することにしてはいかがかということで御提案を申し上げたということでございます。
そして、その修正案について、有識者の先生方にこの修正案をお諮りしたところ、特にコメントなく、これで差し支えないというふうに御了承をいただいたものというふうに理解をしているということでございます。