堀井巌の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○堀井巌君 ありがとうございます。
もう一点、アンゴラでの事例を挙げたいと思います。
アンゴラの首都ルアンダというところに、ジョシナ・マシェル病院というところがあります。これはアンゴラの中で唯一無二と言える一番の中核的な病院でございます。
ここには、玄関のところに、一年三百六十五日、アンゴラ国旗とともに日本の国旗がずっと掲げられています。どうしてだろう。この一番の病院にこのような日本国旗がずっと掲げられている。町の一番の中心部であります。中に入りまして様子を聞きましたら、十数年前に日本が医療機器や何かを幾つか供与をして、これが本当にアンゴラの方々の命を救い、医療の発展に寄与してきたということであります。日本に対する強い感謝の意が示されました。
今、この病院で我々要望受けたのは、例えば一度十数年前に供与したそういった機器、メンテナンスの時期に来ている。そういったところが、少し手伝ってもらうと、非常にまた大事に大事にその機械を使いながら十年、二十年とこれからも医療を継続することができるというふうな要望でございました。
これまで、ひょっとしたら、日本のODAというのは、一度供与したらあとはそれぞれの国でやってください、ずっと供与し続ける、コミットし続けるというのは自立にならないからという考え方がひょっとしたらあったのかもしれません。しかし他方で、今ODA予算なかなか制約のある状況でもありますし、一度供与したものをメンテナンスや何かで少しサポートをするということをフォローアップをしていくということによって、また同じだけの効果を生み出すこともできるのではないかと。これは、もちろんその国の自立を促すという基本的な考え方を持ちながらも、そういったフォローアップをしていくというのは極めて有効な手段ではないかというふうに我々出張者一同感じたところではありますが、その点についての御見解をお聞かせいただければと存じます。