山形辰史の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(山形辰史君) 御質問ありがとうございます。
まず、SDGsがMDGsに比べて目標が増えた理由は、私が思いますに、MDGsの成功だったと思います。MDGsの中にトピックとして入れられることによって、よりそのトピックの重要性が国際社会に認知されるんだという理解が深まったかと思います。例えば、平和、ピースということに関しては、MDGsでは入っていませんでしたけれども、SDGsで入ったというようなこともございます。
それから、明確な数値目標がなぜ減ったかということに関しては、私は以上のように考えております。それは、MDGsの時代から、目標の八番、これは先進国に向けられた目標だったんですけれども、先進国に向けられた目標に関してはペナルティーがありませんでした。それが、SDGsはユニバーサリティー、普遍主義ということで、環境のトピックは先進国にまで広がったわけです。先進国に、信賞必罰といいますか、インセンティブを付けるようなメカニズムはなかなか国際社会も構築できなかったということだというふうに私は解釈しております。