田中正朗の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○政府参考人(田中正朗君) お答え申し上げます。
 東電福島第一原発の廃炉というこれまでに経験のない困難な作業を支えるために、事故を起こした原子炉の廃炉に関わる基礎的な研究開発や人材育成を中長期的に進める必要がございます。このため、平成二十七年四月に、これらに取り組む組織として原子力機構に廃炉国際共同研究センターを設置いたしました。
 同センターにおきまして廃炉に向けた研究開発や人材育成を進めるに当たりましては、研究者等が現場に触れたり現場の状況に詳しい技術者とコミュニケーションを取ることが極めて重要でございますので、現場である東電福島第一原発の近傍で行うことが必要でございます。また、既に設置されております楢葉遠隔技術開発センター、現在整備中の大熊分析・研究センター等の関連拠点と連携する観点からも、これらの近傍に同センターの活動の拠点があることが重要でございます。
 このため、今般、廃炉国際共同研究センターの中核施設として、国際共同研究棟を富岡町に整備したところでございます。本研究棟は震災によって失われました福島県浜通り地域の産業基盤の再構築を目指す福島イノベーション・コースト構想の拠点にも位置付けられているところでございまして、研究活動を通じて地域の復興にも資することが期待されております。
 したがいまして、文部科学省といたしましては、東電福島第一原発の廃炉と福島復興に貢献する本研究棟の整備は必要であると考えておりまして、今後、研究棟が有効に活用されるように適切に支援してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 田中正朗

speaker_id: 567

日付: 2017-04-21

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会