井上剛志の発言 (内閣委員会)

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○政府参考人(井上剛志君) お答えいたします。
 高齢運転者の交通事故情勢は厳しく、また今後、高齢の運転免許保有者の一層の増加が見込まれており、高齢運転者の交通事故防止対策は喫緊の課題であると認識いたしております。
 こうした中、三月十二日に施行されました改正道路交通法により、認知機能が低下しているおそれのある高齢運転者をよりタイムリーに把握し、医師の診断や所要の講習を受けていただく制度が導入されたところでございます。また、昨年十一月の関係閣僚会議における総理の御指示を踏まえ、現在、警察庁において有識者会議を開催するなど、関係府省と連携しながら更なる対策について検討しているところでございます。
 今後、関係機関、団体等と更なる連携を図り、新制度を適切に運用するとともに、自動ブレーキ等の先進安全技術の普及啓発を含め、高齢運転者の交通事故防止対策に向けた取組を推進してまいります。
 さらに、お尋ねの免許証の自主返納は、あくまでも運転者の自主性を尊重するものであり、警察としては、加齢等で運転に不安のある方が自主返納しやすい環境を整備することや、自主返納や行政処分によって運転免許を失うこととなる高齢者の移動手段を確保することは極めて重要であると認識しております。このため、自主返納制度の周知に努めるとともに、運転に不安を感じる高齢運転者やその家族等からの相談を受ける体制の充実を図っているところでございます。
 また、国土交通省を始めとする関係省庁や自治体に働きかけ、地域ごとの実態に応じた持続可能な地域公共交通網の形成や、自主返納した方に対する公共交通機関の運賃割引等の支援措置の充実に努めており、引き続き関係省庁や自治体と連携してこうした取組を推進してまいる所存でございます。

発言情報

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発言者: 井上剛志

speaker_id: 7424

日付: 2017-03-22

院: 参議院

会議名: 内閣委員会