井上剛志の発言 (内閣委員会)
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○政府参考人(井上剛志君) お答え申し上げます。
自動運転技術は、我が国の将来における交通事故の削減や渋滞の緩和を図る上で不可欠な技術でありますことから、警察といたしましても、その進展を支援する観点から積極的に取組を進めているところでございます。
本年六月一日には、遠隔型自動運転システムの公道実証実験に係る道路使用許可の申請に対する取扱いの基準を策定、公表をしたところでございます。具体的には、運転者席に運転者が乗車しない遠隔型自動運転システムの公道実証実験に関し、新たに道路使用許可の対象行為とし、一定の安全性を確保しながら円滑に実験を実施することを可能とするものであり、自動運転に係る技術開発の進展に資するものと認識いたしております。
また、遠隔型自動運転システムは、実験段階にある技術であります。一般交通と混在する中で実験を行うに当たりましては十分な安全確保が図られることが必要でございます。こうした観点から、本基準においても、事前に実験施設等において公道実証実験を想定した走行を行い、実験車両が安全に走行できることが確認されていること、緊急時には現場に急行することができるよう体制を整備していることなどの一定の安全確保のための必要な措置が実験主体において講じられていることを求めるとともに、警察官等が走行審査を行い、一定の安全性を確保した上で許可することといたしております。
なお、遠隔型自動運転システムにおきましては、遠隔監視・操作者が道路交通法上の運転を行う者、すなわち運転者に当たると解されるところでありまして、本基準においては、道路使用許可の枠組みを用いて安全確保のための一定の条件や技術、装備要件が満たされていることが確認されることにより、遠隔型自動運転システムに係る公道実証実験の安全かつ円滑な実施が現行法の範囲内で可能となるものでございます。
今後とも、自動運転の早期の実現に向け、交通の安全と円滑の観点から必要な取組を推進してまいりたいと考えております。